微生物農法米栽培研究会(講習会)平成21年3月13日(金)


微生物農法米(弊社、特別栽培米)『秘匠』
生産者「あいづ微生物農法米産直会」の方々、
そしてご指導を頂いてる佐藤善衛先生にお集まり頂き、例年通りの開催となりました!!

主に、
H20年産の優良生産者様の表彰
各生産者様より、生産結果報告(反省含む)
H21年産に向けての、栽培基準確認
について協議。
後日、栽培計画兼栽培管理記録の提出。

また、JGAP指導員のもと、生産工程管理の手法となるJGAPへの取組みについても話し合われ、
・農産物の安全
・環境への配慮
・生産者の安全と福祉
・農場経営と販売管理
以上4点、より追及して参ります。


庄助の宿 瀧の湯(東山温泉)にて、1泊2日。



 
種籾(たねもみ)の温湯(おんとう)処理平成21年3月31日(火)


米作りの基本であり、まず最初に行う作業でもある種籾消毒。
(いもち病・ばか苗病・籾枯細菌病などの病害対策のため)

本来、農薬を使って行う所も多いのですが、
この方法では、一切農薬は使いません!!
発芽率も高くなります!

手順は、
1.乾燥籾を網袋に入れ、専用処理機の中へ
2.60℃に保たれた温湯に10分間浸水
3.冷水に5分間浸水
その後、各自持帰り、約10日間、15℃以下で管理します。

本日午前中には、微生物農法米の生産者様の多くが集まり、皆が順番待ちの間、仲間の分も手伝うという微笑ましい光景も見られました。
夕方には、「あいづ有機農法生産組合」の方もいらっしゃってました。

弊社では、この温湯処理機を一般の生産者様にも開放しております。




 
薫炭(くんたん)散布平成21年4月10日(金) 〜


薫炭とは、籾殻を炭化させたもの。

・籾殻さえも無駄にしない
・良い微生物が繁殖し易くなる(土壌改良効果)
といったメリットがあります。

ただ、この薫炭を作るには、手間が掛かるため、
まず、兼業農家様では実施しない、ごく一部の人しか行わない作業かと。
(単に焼却処分してる所が多いです)

周りの田んぼと比べても、色黒いのが一目瞭然です。



 
種籾の保管〜 平成21年4月11日(土)


上記、温湯処理から約10日間、15℃以下(この段階では芽が出ない様に)で浸種・管理していました。
発芽に必要な水分を、十分、胚乳に吸収させるのが目的です。



 
芽出し平成21年4月11日(土)


いよいよ、種まきの2日前!
人為的に発芽させます。

メリットとしては、
・種を播いてから発芽というより、時間短縮
 発芽までの間の、カビや害虫・雑草被害も避けられる
・芽生え(出芽)が均一となる

手順は、
1.種籾の入った網袋を、今度は催芽(さいが)機の中へ
2.発芽最適温度32℃に保たれた中で、約2日浸種・管理



 
発芽平成21年4月12日(日)


夕方、予定通り、芽が出てました。

1mm程度なので・・・、白いの見えますかね?



 
種まき平成21年4月13日(月) 〜


播種(はしゅ)とも言われます。

ここで、ちょっとイメージが違うという方もいるかも?しれません。
大半が、いきなり田んぼに播く訳ではないんです。

手順は、
土壌(床土)→種籾→土壌(覆土)と育苗箱に入れてきます。
朝6時から、家族総出の大変な作業です。

もちろん、ここでの土壌にもこだわりがあります!!
微生物農法米の生産者は、有効微生物いっぱいの有効微生物完熟堆肥です。
作物に肥料を与えるのは、作物の栄養としてではありません。土の中の有効微生物がその肥料を分解し、作物の栄養を作るんです。

善玉菌の活動だけを活発にさせる事が、
→ 土本来の自浄作用を促進
⇒ 農薬・化学肥料に極力頼らない土壌の活力を引き出す
微生物農法米『秘匠』の基本としています)





 
育苗(いくびょう)平成21年4月13日(月) 〜


種まきした育苗箱(苗代)を、
約2日間、育苗器で、25〜30℃管理します。

田植えする前、
ビニールハウスで、その苗作りをしますが、
その前の、
ある程度まで芽を成長させる作業となります。



 
畦塗り平成21年4月14日(火) 〜


あぜぬり=くろぬりとも言われます。

この時期、田んぼ度の淵には、ねずみの穴等があります。
そのまま、田植え時に水を張っても、水が漏れてしまいます・・・。
そうならない様、防波堤を作るというかあぜを固める作業です。

手作業で行う所も、そもそもこの作業自体を行わない所もありますね。



 
育苗2平成21年4月15日(水) 〜


事前に雑草を刈り、土を平らにしたビニール
ハウス内に、
苗代を移しての、育苗開始です。

水をあげたり、外気を見ながらの温度調節etc・・・

これからが大変な、田植えまでの苗作り!
しっかり追っていきたいと思います。



 
平成21年4月19日(日)


今日は、私の住んでる部落(会津若松市神指町高久)の種まきに参加してきました。
これまで追ってきてる農家様(会津美里町)はもっと上流にあり、約1週間の作業工程差という事になります。

5名の生産者及びその家族総出の大掛かりなものでした。
農家様は、家族の協力があって成り立ってますし、生産にこだわりも持てるのだと思います。



 
育苗3平成21年4月20日(月)


ハウスに移してから、5日目。
だいぶ緑1面となってきました!!
約2cmまで伸びた状態です。

水は、朝7時・昼13時頃の1日2回。
田植えに備え、根もしっかり育てます。
逆に、気温が下がってくる夕方15時以降の水撒きは好ましくないとの事。

とにかく、外気とビニールハウス内の温度バランスが重要!!
昼間は、少しビニールを空けて、調節したりもします。



 
育苗4平成21年4月21日(火)


昨日の今日ですが、実際見て・測ってみたりすると、僅かでも伸びている感じがします。

まだ、2cmちょいですが、約20日後の田植えの頃には、10cm強になるそうです。



 
堆肥散布平成21年4月24日(金) 〜


種まき時同様、微生物農法米『秘匠』は、土壌として有効微生物完熟堆肥を使用!

堆肥散布機のブロードキャスター(後ろ、白部分)に堆肥を詰め、散布してます。

天候、比較的風の弱い早朝を見極めての作業となります。



 
育苗5平成21年4月24日(金)


一方、ビニールハウス内の苗も、日々成長しています。
前回21日(火)よりも、私の指で一関節分は伸び、約5cmとなってました!

水撒きは、直接ホースでも、
撒き漏れが無い様丁寧に行っています。




 
平成21年4月27日(月)
今日はお休み・・・。

堆肥散布後、すぐにでもトラクターに乗って、田を耕したいのですが、
週末から雨続きで、所々に水が溜まり(乾かず)、耕せないでいます。

米作りは、天候との戦い!でもあります。



 
耕地(田起し)平成21年4月30日(木) 〜


28日(火)以降、晴天が続き、
ようやく田の耕し開始です。

耕すとは、田を返す事。
雑草の根を断ち切り、土を柔らかくするため掘って混ぜてやることです。
(田んぼに水が溜まっていては、うまくできない作業ですね)
方言で、うなう とも言います。


一方、苗は約8cmとなりました。
今後、GWに向けて、暖かくなる程、苗も成長していきます。



 
水入れ平成21年5月6日(水)


改めて、今度は、
水門を開け、田んぼに水を入れます。
約半日かけて、田いっぱいにします。


これに先駆けて朝行われたのが、「せきあげ」。
主に、部落(村)の役員様のお仕事ですが、
山頂の氷水→大川へと流れてる水を、
各田んぼ脇の用水路にまで、十分確保するための作業です。



 
荒代(あらしろ)平成21年5月7日(木) 〜


1回目の代掻き(しろかき)の事です。

代掻きとは、いよいよ田植えのための準備作業。

ここでは、まず田に水が入った状態で、土の塊を細かく砕く作業となります。

農薬を使わないほど、土の中にいたミミズ等が表面に出てくる事となり、それをカラス等が食べにやって来る光景が見られるのもこの頃〜かと。



 
植え代(うえしろ)平成21年5月11日(月) 〜


2回目(最後)の代掻きの事です。

こちらは、田植え直前に行うもので、
苗が沈んだり、逆に水が行き届かない事のない様、田面を均平にする作業です。
(トラクターで代掻きしずらい隅っこは、人の手で)

後は、田植え当日まで、雑草が生えない様、水入れで水面を調整します。



 
田植え平成21年5月13日(水) 〜


いよいよ、田植えとなりました!

晴天の日、
順調に約12cmまで育った苗を育苗箱から取り出し、田植え機に乗せ、一定間隔で田植えしていきます。

この間隔が狭いと、太陽の光を十分に受けれず、稲が成長しずらくなり、
逆に広すぎると、雑草が生えやすくなったりと、
難しい所です。





 
田植え(手直し)平成21年5月16日(土) 〜


田植え機では植えづらい四隅を中心に、
今度は手作業で最終チェック。

田が広いほど、とても根気のいる作業で、
生産者のお米に懸ける思いが伝わってきます!




 
除草剤散布平成21年5月20日(水) 〜


雑草を抑えるため、必要最低限を、今回1回のみで行います。

背中に背負う動力散布機に除草剤を入れ、
粉・粒剤用ホースを(反対側の)もう一人が引っ張る形で持って、そのホースの小さな穴から散布されていきます。
均等に・少量で済む様、風のない(弱い)早朝時に行っています。



 
草刈り平成21年5月26日(火) 〜


今後も数回、畦(あぜ)の草刈りをします。

その理由は、
 1.害虫の巣を作らせない
 (密集して生える雑草は、虫達のよい隠れ家)
 2.日当たり・風通しをよくする
 (風通しの悪さは、「いもち病」等の発生原因)
 3.畦の形状を保つ
 (雑草の根の成長は、畦の破壊→水漏れに)

もちろん、ここで除草剤は使いません!



 
田植え後平成21年6月8日(月)


稲も順調に、水面から20cm強となりました。
(根も同じくらい成長してます)

この時期は、こまめに雑草を取ったり、か弱い稲を風雨や寒さから守るため、水管理(ある程度の深さに保つ)しています。




 
分げつ(株わかれ)平成21年6月19日(金)


本日は、水面から撮影してみました。

今年は、曇りの日が多くて・・・なんて話もありますが、
コシヒカリの場合は、この時期ぐらいから、しっかり成長していきます。

分げつ(茎の根元から新しい茎が生まれる)が始まっているのも確認できるかと思います。
これは、田植えから約2ヵ月間、茎が20本前後になるまで続くものです。




 
現地講習会(1回目)平成21年6月23日(火)


生産指導頂いてる佐藤先生のもと、

あいづ微生物農法米産直会」皆様の
各田んぼを回り、

前年とも比較しながら、現時点での生育状況の確認や今後の対応方法等について意見交換していきます。

それぞれが厳しい目を持っており、
日頃から手を抜けない!事がお分かり頂けると思います。



 
田植え後2平成21年7月1日(水)


田植えから、約1ヵ月半、
分げつも進み、稲もだいぶ力強くなってきました。




 
溝きり平成21年7月1日(水) 〜


土にV字型の溝をつけてく作業です。

今後の中干しに備え、
水が早く抜ける様にするのが主な目的です。

ぬかるんだ田んぼを、溝きり機を押しながら何往復もするのが大変!
大雨が降れば台無しにもなってしまう大変な作業の1つです。



 
中干し平成21年7月5日(日) 〜


分げつが落ち着くと、稲はあまり水を必要としない時期となり、土の中の根はどんどん増えていきます。
すると、土の中の有機物の分解もさかんになり、根に害となるガスの発生も多くなります。

そこで、田の水を抜いて土を乾かし、ガスを抜いて新鮮な空気を入れる作業で根の成長を助けます。
茎を太くして倒伏を防止するためでもあります。



 
追肥平成21年7月10日(金) 〜
画像なくて、申し訳ございません。
(出張のため、参加できませんでした・・・)

茎の中に穂ができ始める頃から、葉の色が淡くなってくるので、穂の数や茎の中の籾数を増やしたり、実るまでちょうど良い葉の色を保たせるため、肥料を与えます。



 
草刈り2平成21年7月20日(月) 〜


5月末以来ですが、また邪魔になってきた畦を中心に、田の中の草取りも随時行っていきます。



 
現地講習会(2回目)平成21年7月24日(金)


前回から1ヶ月。

今回は、SPAD(葉緑素計)を用いた生育調査もしながら、
今後どのように管理すれば良いか、更なる追肥が必要かどうか?等についての指導がありました。

なかなか皆が一同に集まる機会はないもので、お昼は食事を取りながらの貴重な情報交換の場です。



 
出穂前平成21年8月7日(金)


茎の中にできた穂(幼穂)が、だんだん大きくなってきました。

稲の一生の中で、出穂までの今頃が最も大切な時期と言われているのですが・・・
晴天が続かない事が気になります。



 
出穂(しゅっすい)平成21年8月14日(金)


本日、お米の花が咲く茎「穂」が出てる事確認できました。

なお、
出穂からの積算気温が1,000℃となる頃を収穫の目安としています。
1日の平均気温を21℃とすると、約50日後(10月上旬)ですね。

水の管理も含め、今後も気を抜けません。



 
出穂後平成21年8月18日(火)


ここ数日、暑いぐらいの日が続いております。

8月上旬までの日照不足等を乗り越え、今年も良いお米が収穫できる事を願います。

稲の長さは約1m10cmとなりました。




 
現地講習会(3回目)平成21年8月20日(木)


今頃になると色々な事が見えてきます。

穂の粒の数を調べれば、大体の収量予測
根元付近が枯れていれば、これまでの水管理に問題があり
濃薄は、肥料の与え方だったり等・・・

今回は、止め葉(稲穂に一番近い葉)にも注目します!
太陽の光を十分に浴びるためには重要で、収量や米の味・品質を大きく左右するものとなります。




 
育成確認平成21年8月27日(木)


本日は、弊社の生産資材販売担当者と、約40枚の田んぼを見て回りました。

(微生物農法米の田んぼがメインですが、病気対策のテストをしている一般の田んぼにも足を運び、また違った専門的目線で見れる事が、とても勉強になります)

8月になってからの天候回復で、豊作とはいかないでしょうけど・・・、収穫に向けて弾みがついてきました。



 
収穫前平成21年9月5日(土)


収穫まで、残り1ヶ月ほど
(関東地方より、約1ヶ月遅いんです)

稲は傾き始め、色合いも変わってきました。


 
収穫前2平成21年9月25日(金)


いよいよ、収穫間近!

ここ1ヶ月で、色合いもだいぶ変わりました。
皆さん、ど〜ですか?



 
収穫平成21年10月1日(木) 〜


ついに、この日を迎えました!!

ただ、明日からまた天気が崩れる様で、
来週には、大型台風の接近てな話も・・・

天候を見ながらの、忙しい収穫となりそうです。


 
収穫2平成21年10月1日(木) 〜


コンバインを使っての収穫で、
刈り取り→脱穀(稲から籾だけをとる)された
籾を、
トラックに積んだコンテナへ入れてる所です。



 
乾燥調整平成21年10月1日(木) 〜


コンテナ→乾燥機へ。

約半年かけて収穫した大切な籾を、低温熱風で、収穫時25%程の籾中水分が、15%以下に
なるまで乾燥させます。

高温・急激な乾燥は、お米を胴割れさせ、
最後の最後で、お米の品質を下げる結果に・・・

約半年の苦労が水の泡とならない様、
10時間以上もかけて、慎重に行うべき作業です。



 
籾摺り平成21年10月3日(土) 〜


籾すり機で、玄米と籾殻に分けます。



 
出荷平成21年10月5日(月) 〜


品質の良い玄米は、袋つめされ、出荷となります。
(あまり品質の良くない玄米は、自分で食べるという農家様が多いですね)



 
収穫、まだまだ続いています平成21年10月9日(金)


昨日の大型台風18号、
幸い、会津地方は大きな被害なく
ホッと一息です。

ただ、台風一過って、晴天というイメージですよね・・・?
なんだか風が強く、寒い1日です。



 
薫炭づくり平成21年10月13日(火)〜


薫炭は、
土壌の酸化を抑制し、水はけと水持ちという相矛盾する条件を高める、このうえない肥料の1つ。

4/10の散布の際もご紹介させて頂きましたが、
微生物農法米『秘匠』作りの特徴の1つと考えております。







 
本年、最後のご挨拶平成21年10月21日(水)


本日で、収穫もいよいよ最終日を迎えます。

途中、うまくお伝えできなかった箇所も多々あると思いますが、
矢沢幸吉・幸太郎さんに密着し、お米作りの過程を、日記にさせて頂きました。

19日(月)〜、「新米」の販売開始!!

『安全+最高にうまい!=お客様の安心』
を追求する 微生物農法米『秘匠』
是非一度、ご試食ください!
どうぞ、宜しくお願い致します。



 




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